2月のみのり文庫と本紹介
よあけ(ユリー・シュルヴィッツ作(さく)・画(え)、瀬田貞二(せたていじ)訳(やく))
2月(がつ)も乾燥(かんそう)ラベンダーでサシェを作(つく)りました。昨年(さくねん)採(と)れたラベンダーもこれにてお役(やく)御免(ごめん)。また来年(らいねん)です。
今回(こんかい)紹介(しょうかい)は『よあけ』。おともなく、しずまりかえった、みずうみのきのしたに、おじいさんとまごが寝(ね)ています。月(つき)がこのはをきらめかし、そよかぜ…さざなみが立(た)つ。しだいに、ぼおっと もやがこもる。白(しろ)き光(ひかり)が・・・
そんな山(やま)の朝(あさ)に、二人(ふたり)は起(お)き出(だ)し、船(ふね)をこぎ出(だ)します。山(やま)とみずうみと人間(にんげん)が一(ひと)つになって、自然(しぜん)の中(なか)で、共(とも)に生(い)き、時間(じかん)がゆっくりゆっくり流(なが)れていく。
青(あお)と緑(みどり)と白(しろ)が基調(きちょう)の絵(え)が幻想的(げんそうてき)です。時(とき)の変(か)わり目(め)に眺(なが)めていたい絵本(えほん)です。
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