3月のみのり文庫と本紹介
ことりのくるひ(岩崎(いわさき)ちひろ/(・)文(ぶん)・絵(え)
いひばりがさえずり、子供(こども)たちが遊(あそ)んでいた風(ふう)景(けい)からこの物語(ものがたり)は始(はじ)まります。「おかあさんは忙(いそが)しいし、熊(くま)はしゃべってくれないし。
本当(ほんとう)は私(わたし)、小鳥(ことり)がほしいなあ。」そんな女(おんな)の子(こ)の元(もと)に、一羽(いちわ)の小鳥(ことり)が訪(たず)ねてきます。小鳥(ことり)はお腹(なか)の辺(あた)りが赤(あか)く描(えが)かれ、何(なん)という名前(なまえ)の鳥(とり)でしょうか。そしてひょこっと、小鳥(ことり)は女(おんな)の子(こ)の頭(あたま)の上(うえ)に。「しーっ ことり。」女(おんな)の子(こ)の素直(すなお)な驚(おどろ)きの表情(ひょうじょう)が見事(みごと)に描(えが)かれています。作者(さくしゃ)ちひろの真骨頂(しんこっちょう)ですね。
短(みじか)いことばと余白(よはく)を活(い)かし実験的(じっけんてき)な絵本(えほん)づくりをおこなった“感(かん)じる絵本(えほん)”です。この絵本(えほん)は、1973年(ねん)にボローニャ国際(こくさい)児童(じどう)図書展(としょてん)グラフィック賞(しょう)を受(じゅ)賞(しょう)しています。
みのりのおはなし/2日(にち)と16日(にち)(日(にち))
梅(うめ)の木(き)にメジロが。『ことりのくるひ』『パンダ銭湯(せんとう)』『なのはなみつけた』のお話(はなし)。
春(はる)のお花(はな)でしおり・コースターづくり
さざんか、つばき、なのはなでしおり・コースターを作(つく)りました。
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